エデンの林檎
ピーンポーンー…
「はい。」
中から先生の声が聞こえた。
そしてガチャっと目の前の扉が開く。
「遅かったな星野ー…
と、松本??」
「こ、こんばんは。
先生、大丈夫ですか??」
「あぁ、悪い。
ちょっと松本がいてびっくりしただけだから。」
「オレが来たらダメでしたか??」
「いや、問題ないよ。
じゃあ二人ともどうぞ。
入って。」
先生のコテージの中に入ると
私達と同じコテージなのに先生一人だけだからか
少し広く感じた。
「じゃあ、二人で肝試しのくじ作っててくれ。
脅かし役は五人な。
オレ、ちょっとやることあって
奥の部屋にいるから
出来たらどっちか呼びに来てくれ。
じゃあよろしくな。」
そう言うと先生は部屋を出て行った。