彼からの贈り物~夢を見続けて~
目の前には、白色の天井。
周りにはいつもと変わらない部屋。
私の周りは時が止まっているように、何も変わらないものばかり。
そこに一つの足音が近づいてきた。
その足音は部屋のドアの前で止まると、コンコンとノックの音がした。
「琴乃・・・いる?」
聞こえた声も、いつもと変わらない低い声。
私は返事をせずに、ドアの方に目をやった。
ドアの前の人物は返事がないとわかると、話を続けた。
「琴乃いるんだろ?
あのさ・・・決めた?
琴乃には書道を続けてほしいんだ。
あの頃の琴乃に戻ってくれよ。」
これも変わらない言葉。
一昨日も聞いたよ。なんて思いながら、布団にもぐりこんだ。
周りにはいつもと変わらない部屋。
私の周りは時が止まっているように、何も変わらないものばかり。
そこに一つの足音が近づいてきた。
その足音は部屋のドアの前で止まると、コンコンとノックの音がした。
「琴乃・・・いる?」
聞こえた声も、いつもと変わらない低い声。
私は返事をせずに、ドアの方に目をやった。
ドアの前の人物は返事がないとわかると、話を続けた。
「琴乃いるんだろ?
あのさ・・・決めた?
琴乃には書道を続けてほしいんだ。
あの頃の琴乃に戻ってくれよ。」
これも変わらない言葉。
一昨日も聞いたよ。なんて思いながら、布団にもぐりこんだ。