俺と君の現実論



ツヤツヤと顔を輝かせるハルキ。
と、その少し後ろでぐったりしている俺。

只今俺たちはスキー場の食堂に来ている。


『お腹が空いたので、食堂行きましょう』

『ああうん…、とりあえずハルキ、なんでそんな元気なの…』

『そりゃあ、イイ運動して汗かけば…ねえ? 楽しいことをすると人は元気になるといいますし』

『…さいですか。俺はもうクッタクタ…』

『ちょっと搾りとり過ぎましたかね『ハルキちょっとそれ危ない発言』


という会話はついさっきのことで。

急いで乱れた服を直し、こうして食堂へと来たわけだ。


「さーて、きゅーさん、何食べます?」

「なんでもいいデス…」

「じゃあ私を食べて「まだそんな元気があるの?!」


ちょっとアハーンな危ない発言を堂々とかますハルキ様には感服です、はい。
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