スイートで意地悪な彼
「じゃ~ 私はデートだから。また明日ね~。」





「え”?咲?」




逃げる様に出て行った咲
残された私は どーするの?




「何で 俺の電話に出ね―んだよ!」



いつもに増して低い声




「拒否してるから。」




「はぁ?今すぐ解除しろ!」




怖くて動けない私
もちろん 顔も見る事出来ない




私のカバンから携帯を取りだし 解除する
携帯を荒々しく机に置いた




次の言葉を待つ
自分からは何も言いだせない





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