スイートで意地悪な彼
無言で連れられた所は 私の家




「何で知ってるの?」




私の顔を見下ろしながら ニヤリと笑う
月明かりでも はっきりわかる企んでる顔




「何度か ここにアイツを送って来た。」




そう言う事か
咲 余計な事して・・・



「ありがとう。」




「お前は お茶もださねーのか?」




なぜ 出さなきゃいけないの?
勝手に送って来たんでしょ




「夜も遅いので 気を付けて帰って下さい。」



棒読みで言ったけど アイツは一人でアパートに入って行く



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