スイートで意地悪な彼
「遥!」




架の手が私の方へと伸びて来た
触って欲しくない!




「近寄らないで!」




「・・・・・・」





咲の部屋に急いで入った




今まで あの人と一緒に居たんでしょ?
そんな手で触らないで!




醜い感情が湧き出てくる




もう別れたのに
架は私のもんじゃない




それなのに・・・・
嫉妬で狂いそうだ













「今日は 遥は私と寝るから 来ないでね。」




「何でだよ!」




「気付いてないの?香水が移ってる。」



「・・・・」





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