スイートで意地悪な彼
お昼近くまで寝ていた私達
疲れが溜まっていたんだろう




「も~ いつまで寝てるの?お腹すいた!」



咲が勢いよくドアを開ける
私達の格好を見て止まった





目の前には架の顔
起きてるんだろう でも 眠たくて目は閉じて眉間に皺を寄せる




私 背中向いて寝たはずなのに 今は向き合ってる
しかも 抱きしめられてる?





「咲!これは 違うの!」




「別に 私何も言ってない。」




ニヤニヤする咲 
勢いよくベットから下りた



架は また寝て行った




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