「雪村さん?」

「うわあぁぁ!!?」


背後から突如聞こえてきた声に、昴は大げさに声をあげた。

勢いよく振り向くと、同じように驚いた顔をしてる亜紀子がいる。


「え?え?……ご、ごめんなさい!驚かせてしまいましたか?」

「いや、こっちこそ…ごめん」

二人してペコペコと頭を下げ、昴は切り替えるためコホンと咳払いした。

 
< 104 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop