愛ドル☆アイドルと恋して~
そんなバカなっ!!
太輔さんが笑顔でうなずくと
結斗さんは
またスマホを耳につけて、
「証明してあげるよ。」
って。
どうやってー!?
「今から待合室に来てよ。」
っ!?
「えっ?待合室って?」
愛梨は混乱してるみたい。
「関係者入口の所に警備員さんが居るでしょ?」
「はい、、、。」
「警備員さんに待合室まで 連れてきてもらってよ。じゃーねー!」
そう言うと結斗さんは電話を切った。
そして、何かを思い出したようにあっ!っと言って口を開いた後
私の方を向いて
「お友達、何て名前?」
って。
あー、愛梨の名前聞くの忘れてたのか(笑)
「愛梨です。」
「愛梨ちゃん?おっけー。」
すると、結斗さんは誰かに電話をかけ始めた。
「あ、山田さんっ??またお願いしたいことが…。もうちょっとで、そこに彩希ちゃんの友達の愛梨ちゃんが行くと思うんだけど、ここまで連れてきてもらえますか??……はい。……はい。……そうです!お願いします!はーい。」
一段落したように、結斗さんは待合室に入っていった。
「どういう事ですか?」