甘い幼馴染に溺愛されて。


「そうだけど何?」



「いや?見かけたからこえかけてみようかな?って思ってぇ。」



「ふーん。じゃ。」



「ちょっと待ってよぉ〜。」



俺が他のコーナーに行こうと思ってそう言うと、なぜかついてくる女。



は?なんなの?ほんと鬱陶しい。



ずっと喋りかけてくるから無視ってレジを済ませ店の外に出ると、まだついてくる女。




少し歩いてから、振り向いて


「なんなの?お前?うざいんだけど。どっかいってくんない?」



俺がそう言い放つと、女は



「ぇー?そんなこと言うなんてひどぉーい!」


そして、あろうことか女は俺のシャツの襟元を持って顔を近づけてきた。



重なる唇。


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