甘い幼馴染に溺愛されて。


は?



何してんの?この女。



すぐに唇を離し女を押しのける。



「お前なにすんだよ!!?」



俺が低い声でそう言うと、



「ぇー?だってぇ。してほしそうだったからぁー?」



そう言って笑っている女。



ふざけるな。



「じゃあねぇ?」



そう言って手を振って行く。



俺は立ち尽くす他なかった。


このことを誰かに見られていたことも知らずに。
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