甘い幼馴染に溺愛されて。
ドキッッ
「瑠奈。何してんの?」
真剣な顔をしている藍にドキドキする。
「あのね?今さらだと思うけど私の気持ちを伝えに来た。」
藍は私の前に座りなおして
「ん。」
そう言ってくれた。
「私ね?りなちゃんと藍がキスしてるの見て・・・。それですっごく不安になって・・・。あんなこと言ってごめんね?」
私がキスしてたところを見ていたことを、藍は知っていたかのようにうなずいている。
「それでね?私・・・。やっぱり・・・藍のこと好きで・・・。藍がりなちゃんのこと好きなのは知ってるよ?でもまだ私藍のこと好きでいてもいい・・・?」
「・・・」
藍はうつむいて黙っている。
やっぱり告白なんてしなかったほうがよかったのかな?
私に好きでいられたら迷惑なのかな?
悪い想像ばかりが頭をよぎる。
「藍・・・?」
そう言っても藍は黙っていて。
私の頬に涙が流れた。