甘い幼馴染に溺愛されて。
手をひかれて、チケットを買おうとして財布を出したら
「いい。俺が出すから。」
「いや。悪いし・・・。電車賃も出してもらったもん。」
「いや。いいの。俺が誘ったデートなんだし。」
「でも・・・」
そう言うと、もう藍はチケットを買い終わっていて。
「ハイ」
そういってチケットを受け取った。
何か悪いけど・・・。
甘えとこうかな・・・。
藍って、ほんと紳士じゃん。
カッコよすぎる・・・。
「何百面相してんの?」
ボーっとしてたら、藍の顔がどアップに。