甘い幼馴染に溺愛されて。

「わっ、忘れて!?今の顔!!」




「いや。ぜって―忘れねぇ。」



そうやって笑う藍は、意地悪だ。




私が頬を膨らませると、顔を少しそむける藍。



何でだろ?




ま、いっか。



どんどん歩いていると、大きいトンネルが。



中に入ると、


「わぁ。すごいね!!綺麗・・・。」



水槽のトンネルは、光が少し差し込んでいてすごくきれいだった。




泳いでる魚も綺麗で。




「あぁ。綺麗だな。」



そういった藍は、私の顔を見ている。




「ちょっと。お魚が綺麗って言ってるんだから、ちゃんと見てみてよ!?」




「・・・お前のほうが綺麗だ。」




なっっっ!!!????




それは反則でしょ!!??







< 198 / 244 >

この作品をシェア

pagetop