甘い幼馴染に溺愛されて。
「わっ、忘れて!?今の顔!!」
「いや。ぜって―忘れねぇ。」
そうやって笑う藍は、意地悪だ。
私が頬を膨らませると、顔を少しそむける藍。
何でだろ?
ま、いっか。
どんどん歩いていると、大きいトンネルが。
中に入ると、
「わぁ。すごいね!!綺麗・・・。」
水槽のトンネルは、光が少し差し込んでいてすごくきれいだった。
泳いでる魚も綺麗で。
「あぁ。綺麗だな。」
そういった藍は、私の顔を見ている。
「ちょっと。お魚が綺麗って言ってるんだから、ちゃんと見てみてよ!?」
「・・・お前のほうが綺麗だ。」
なっっっ!!!????
それは反則でしょ!!??