甘い幼馴染に溺愛されて。
チュッッ
私は藍の頬にキスを落とした。
そしたら、藍の目が開いて。
「おっっ、お、起きててたのっ!!??」
「まぁな・・・。瑠奈からこんなことしてくれると思わなかったけど・・・。」
あれ?なんか元気ない?
「藍疲れてる?」
そう言って藍の顔をのぞきこむと、プイッと顔を逸らされた。
え・・・。
なんか怒ってる?
「藍・・。私なんかした?」
「何もしてない・・・。」
「じゃぁ、何で私の顔見てくれないの?」
そう言って近づいたら
「あんま近寄んなよっっ」
焦ったように言う藍。
「どうして・・・??・・・私のこと嫌いになっちゃった・・・?」
「はぁぁぁ・・・。」
え?となりから盛大なため息が聞こえたのは気のせい?
「なんかした?私・・・?」
なんか涙が出てきた。