イケメン男子は女の子!!



黙々とそのペースで食べ続け、ほんの数分で食べ終わった




はぁ...、やっとここから出られる




そう思いながら悠冴と共にお盆を持って立ち上がれば、



流「...あっ、朔と悠冴も食べ終わったの??僕等もちょうど食べ終わったんだー。一緒に教室帰ろうよ!」




そう言いながら、流衣と他の奴等も立ち上がっていた




『...はぁ?何でお前らと一緒に帰らなきゃ悠「おう!一緒に帰るか!」...』




俺が眉間に皺を寄せながら言おうとした言葉を遮り、それとは反対の言葉を言いやがった悠冴




ぐっ、とさっき以上に眉を寄せながら悠冴を睨む




その俺の視線に気付いた悠冴は、



悠「ここは我慢して一緒に帰ろうぜ。断ったらしつこいってのはもう知ってんだろ?つか、どうせ教室は同じなんだからよ」



こそっと俺に耳打ちしてきた




...まぁ確かにな




仕方ねぇ、我慢してやるか...




そう思い、



『...分かった』



渋々だが了承した



そう口にすれば、何が嬉しいのか分からないが、「やったぁ!じゃあ早く帰ろー!」と喜んでいる流衣




...分かったから、さっさと歩け




俺は早くここから出てぇんだよ




お前らと居ると、嫌でも注目を浴びてしまうんだよ








< 67 / 75 >

この作品をシェア

pagetop