イケメン男子は女の子!!
そうイライラしながらも、足を動かす
だが、俺等が前を通る度に、耳に響くうるさい声で女達が顔を赤くして騒ぐ
...ちっ、いちいちうるせぇんだよ
心の中で暴言を吐きながら口には出さず、ただただ無言で歩き続けた
そしてようやく教室に着いた
...何か、ほんの5分の教室までの道程が30分に感じたわ
まじで、精神的に疲れた
自分の席に座り、はぁ...と脱力して机に突っ伏す
そのまま寝ようと目を閉じようとすれば、
悠「おーい、朔。寝ようとしてるとこ悪ぃんだけど、お前を呼んでる子が居るぞ」
そう言う悠冴の声が聞こえた