【完】恋のキューピットは山田君!
そう思っていたのに、翌日からこの有り
様。
朝から、ずーっとひたすら話かけてきて
、正直かなーりウザイ。
というか山田君に話かけられると、多く
の女子に、何故か期待の眼差しを向けら
れるから嫌なんだ。
私たちに何を期待してるっていうんだ。
今はお昼休み。
山田君は休み時間になるたびに話かけて
きていて、勿論昼休みも例外じゃないら
しい。
私はゆっくり愛璃と昼食を取りたいのに
、さっきからストレスが募るばっかりだ
。
すると、ピロリン♪という軽快な音が鳴
って、それが自分のケータイだというこ
とに気付いた。
「……?」
こんな中途半端な時間に……誰?