【完】恋のキューピットは山田君!
「バカ。大人しくしてろって」
「いやいや無理だから!この状況で大人
しくとか無理だからー!」
私の上から退け!!とじたばた暴れると
、チッと山田君が舌打ちする。
「暴れんなよ。優しくしてやるから」
優しくしてやるからって何がですか!?
これから一体何をするつもりですかー!
「山田君……、一体何をするつもり?」
「は?恋人同士がベッドの上ですること
なんか、一つしかねーだろ」
「いいいいやらしい言い方をするんじゃ
ないっ!!」
ちょっと卑猥に聞こえるんだよバカ!!
というか、山田君が着てたシャツが少し
はだけてて、覗く鎖骨がセクシーすぎて
鼻血でそうだ。
って、アホか私!!
ブンブンと首を振って、山田君を見れば
、山田君は怪訝そうに眉を寄せていた。
「言い方もなにも、いやらしいことすん
だからしょうがねーだろ」