【完】恋のキューピットは山田君!
なにこれ可愛いー!と心の中で大絶叫。
思わずぎゅうっと抱きしめ返そうとした
ら、その前に、山田君によってスイと私
は引き離された。
山田君に無理やり引っ張られて、不満そ
うに目を細めるスイ。
「何をするんですかレオン」
「それはこっちのセリフだっつーの!お
前は人の女に何なついてんだよ!!」
するとスイは、少し照れたように目を伏
せた。
「いえ……思った以上に、彼女に触られ
るのが心地よくて。甘えたくなりました
」
そんなスイの言葉にもうメロメロにされ
そうなんですが。
もうなにそれ可愛すぎる!!
ていうか普段とのギャップがスゴい!そ
こがいい!!
「スイ!私ならいつでも甘えてくれて全
然オッケー……」