【完】恋のキューピットは山田君!





つまり、私の恋心のゲージが満タンにな
ったと……。



「ぴ、ピンクって因みにどういう……」

「初恋の色」

「いやーーーっ!!」



なんだそのこっぱずかしい色!!


初恋って!!



「ていうかゲージでわかるんだったらわ
ざわざ毎日きいてくる必要無かったじゃ
ん!」

「え、だって美姫の反応の変化を見るの
が楽しみだったから」



……悪魔!!天使だったらもっと優しく
見守ろうとかそういうんじゃないの!?



天の邪鬼すぎるでしょ……。



「んで?お相手は誰なんだよ?」



ニヤニヤと笑いながらそう尋ねてくる山
田君。




「……同じ部活の、先輩」





< 78 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop