俺様とメガネ男子と天然と
「ギリっギーリセーフ!」

教室のドアの入口でピースする遥斗

「はいはい、席に座ろうかー」

遥斗の腕を引っ張り席に座る

人の視線が突き刺さる

私は目立つのが苦手

だから、あまり目立つ行為はしたくない

私が席に座るとちょうど後に先生がやってきた

私と遥斗は苗字が近いため席も近くだ

部活動しようかなー、遥斗一緒かなー、バスケ好きだしバスケのマネージャーしようかなー

と考えているとHRは終わっていた

後ろを向くと

「疲れたー」

と、遥斗はつぶれていた

「はいはい、もう少し頑張りましょうねー」

といい、私はアメを渡す

パァと効果音がつくようなキラキラした笑顔をした遥斗は

「ありがとう!陽香ちゃん」

といってニコニコしながら飴を舐める

ほんと弟みたい

そんな遥斗を見てるとチャイムが鳴った
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