誰がいちばん?
まず最初に現れたのは、首のながーいテプテラナンタラ。


彼の自慢は、そのゆうがな首とおでこにチョコンとはえた角。


さっそく長老にアピールを始めます。



「どうです、長老。
ボクの長ーい首!
カッコイイだけじゃなく遠いところまで見渡せるんですよ。」



「――……う〜む…。
すばらしい。」


長老はあごに手をあててうなりました。


なかなかの高評価に、首の長いテプテラナンタラは首を反らしてよろこびます。
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