何度でも君に恋を 【完結】
「大空くん!!犬きたがきたぁー」
あたしは大泣きしたっけ。
「美桜ちゃん泣かないで!!僕が守ってあげる」
大空の手はかすかに震えていたのを覚えている。
大空は近くにあった木の枝をもって一生懸命ふるまわしてたっけw
全然あたってなかったけど。
そしたら飼い主のお姉さんがきて、
「こんなところにいたのね。ごめんね!!怖かった??この子優しいから大丈夫よ」
と言ってあたし達に犬をさわれせてくれた。
この時からあたしは大空の事を好きになっていた。
いや、正確にいうとこの時よりさらに大空の事、好きになっている。