何度でも君に恋を 【完結】
あたしがそんなことを思っていると、
「ねぇーちゃん!!!!!!」
楓磨が勢いよく病室の中に入ってきた。
「楓磨!!ここは病院なんだから、静かにしなさい!!」
「ねぇーちゃん。やっと目覚ましたんだな!!」
「ほら、楓磨泣かないでよ!!!!」
「美桜!!!!!!!!」
お父さんが遅れて病室に入ってきた。
「お父さんも病室なんだから静かにね!!」
「美桜!!お父さんはお前が目を覚ますと信じてたぞ!!」
「ほらほら、2人とも泣かないで!!あたしは目を覚ましたんだからさっ!!」