何度でも君に恋を 【完結】
大空くんが一瞬切なそうな顔をした。
なんでそんな顔するの?
なんか、この人の事を考えようとすると頭が痛くなる。
お母さんが病室に来て、大空くんを呼んで外にでた。
「なぁー、まじで大空の事覚えてないの?」
「あたし、大空くんと友達なの??」
「美桜。あたし達の事は覚えてるのよね?」
「えっ?華愛と颯斗でしょ??」
何変なこと聞いてきてるの?
わかるに決まってるじゃん!!
「花音の事はわかるのよね?」
「もちろん!!!!」
「花音と出会った時の事とか覚えてる?」
花音と出会った時でしょ、
うーーーーーん、、、
あれ?どうだったっけ??
なんか、思い出せないんだけど。
「昔からだっけ??」
華愛と颯斗が顔をあわせた。
「あのね、美桜。大空はあなたの、、、」