何度でも君に恋を 【完結】




中学生の頃のあたしはそんな2人を微笑ましく見ていた。


今日もいつもと同じ様に2人を見かけ、ラブラブでいいなぁ、と思っていた。


急に誰かがあたしにぶつかってきた。

「えっ??いたっ!」

あたしは何事かと思った。


「ごめん!!大丈夫か?」

そこにはどこかで見たことがある顔の男の子がたっていた。

あれ?この人あたしどっかで見たことあるっけ??



「本当ー大丈夫か?」

あたしが何も言わないもんだから彼は凄く心配してるみたいだった。


「あー!大丈夫です!!」

「それならよかったよ!!」


彼が笑った。


こんなに輝いて笑う人、初めてみた。


胸がキューンとした。







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