何度でも君に恋を 【完結】
オレが美桜を好きになったのは9年くらい前。
オレは熱をだした。
頭がすごく痛くて、目の前がくるくるとまわっていた。
そんな時に姉貴が、
「大空ー!!美桜ちゃんきたよ!!」
美桜が心配してきてくれたんだ。
「大空くん大丈夫??」
美桜がすっごい泣きそうな目でオレを見つめていた事をいまでもすごい覚えてる。
「美桜ちゃん!!僕大丈夫!!」
って強がって起き上がろうとしたら、
頭がくらっときてオレは前に倒れてしまった。
「大空くん!!危ないよ!!」
美桜が一生懸命助けてくれたんだっけ。
「大空くん、これあげる!!」