何度でも君に恋を 【完結】
「まったく、青春ねぇー!!あんな子だけどよろしくね!!大空くんなら安心できるわ」
おばさんは笑顔で言ってくれた。
オレは本当にうれしかった。
そんなことをおばさんと語り合っていると、
「あっ!!大空きてたんだ!!」
いつもなら寝ぐせがやばくて、食パンくわえながらくるくせに、今日は髪が整っていて、もーカバンなんて持っていた。
「2人とも、行ってらっしゃい!!今日で二学期最後だからね!!」
おばさんは優しい笑顔でオレたちを見送ってくれた。