光と闇


要「悠斗は、俺の大切な奴だ。いじめたら…わかってるだろうな?」


要の言葉に…


全員が唾を飲み込んだ。


はぁ。


めんどくさいことになるそうだな…。


「てか、俺の席は?」


要「そうだな…」


猿「俺らの近く、空いてるでー‼︎」


要「いや…」


ギロリ


俺は、要をにらんだ。


こいつらの近くは、嫌だ。


うるさいしな。


とくに、猿が。


「先生、僕の隣が空いてますよ?」


ん?


こいつ…


どこかで見た気がするな…。


黒竜には、入ってないと思う。


あいつらと距離がある…。


しかも…


あいつらが来たとき…


挨拶しなかったしな…。


一人だけ、あいつらを睨んでた…。


何者だ…?


帰ったら、調べてみるか…。


要「おっ。そうだな。お前の隣にしようか」


猿「なんでや⁉︎俺らの近くでいいやんか‼︎」


要「文句あるのか?」


猿「…ないです…」


要の睨みで怯えるとは…


弱すぎだな(笑)


黒竜ももっと、強いと思ってたんだがな…。


「白谷くん。ここだよ」


「あ?あぁ。サンキュー」


俺は、席についた。


おっと…。


要に忠告しないとなー。


「要、俺は寝る。絶対、起こすなよ?」


要「あ、あぁ…」


要は、一回俺を起こしてひどい目にあってるからなー(笑)


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