光と闇


「てか、学校ついたみたいだぞ?」


美月「わ、わぁー‼︎ほんとだー‼︎」


美月…


無理してんのバレバレだし…


夏樹「あー‼︎僕、忘れもんしたー‼︎」


三人「はぁ?」


夏樹の悪いくせだな…


いつも、忘れ物をするんだよな…


夏樹「お菓子買い忘れたー‼︎」


美月「お菓子なら、私の鞄に入ってるよ?」


夏樹「チョコあるー?」


ゴソゴソ


美月「あるよ?」


さすが、美月だな。


夏樹の好みをわかってる。


直也「夏樹、いい加減にしてください。いつも、言ってますよね?美月がお菓子を持ってると…なのに、毎回それ言うのやめてください。大切なことだと思いますので…」


毎回言ってるのかよ…


直也が怒りたくなる理由がわかる気がする…。


直也「美月、夏樹がうるさくなる前にお菓子をあげてください」


直也は、それだけ言うとどこかに行ってしまった…。


「直也、ほっといていいのか?」


美月「頭冷やしに行っただけだから大丈夫」


頭を冷やしにな…。


直也らしい、考えだ…。


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