光と闇


直也「悠斗…」


「あ。次、婆の授業なんだろ?行こうぜ」


俺は、この空気が嫌だったから…


わざと、話題を変えた。


直也「そうですね…」


美月「よし‼︎行こう〜♬」


直也と美月は、サッサと行ってしまった。


あいつら…


行くの早すぎだろ…(溜息)


「で、どうしたんだ?…夏樹」


夏樹は、さっきから動かない。


まぁ。こいつの異変に気づいてるのは…


俺だけだろう…


ポンッ


俺は、夏樹の頭を撫でた。


「俺らは、仲間だろ?なにか、あったら言えよ」


そういってから…


部屋を出て、あいつらを追いかけた。


てか、あいつら…


どこに行ったんだよ…?


探すのめんどいな…


夏樹「悠斗…僕が…裏切り者…なんて言ったら…追い出す…?」


夏樹の目は…


闇に染まっていた…


「夏樹…バカだろ…俺らがそれだけで、追い出すと思うか?どうせ、弱味でもにぎられてるんだろ?」


夏樹「うん…」


「そんな顔するなよ。婆に会いに行くぞ?」


俺は、ニヤッと笑った。


夏樹は、ぎこちなかったが…


笑った…。


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