光と闇


「てか、教室ってどこだ?」


夏樹「え⁉︎」


「俺、道覚えるの忘れてた」


だから、どう来たのかわからないんだよな…


夏樹「方向音痴…」


「あ?方向音痴?」


確かに、方向音痴かもな…


道覚えるのめんどいんだよ…


夏樹「こっちだよ」


夏樹は、呆れながら誘導してくれた。


てか…


なんか、見られてないか?


「夏樹、視線を感じるんだけど?」


夏樹「あー。それは…Sクラスだからだと思うよー?(本当は、悠斗がかっこいいから、見てるんだけどね?)」


「へぇ」


Sクラスってそんなに有名なのか…


その割りには…


みんな、顔が赤い。


あー。夏樹、かっこいいもんな。


仕方ねぇな。


「てか、まだか?」


何分歩いてるんだよ…


< 142 / 159 >

この作品をシェア

pagetop