光と闇


「てか、何が目的?」


拓海「全国No.3になるためだ」


そこ…


全国No.1じゃないんだな…。


拓海「全国No.1になりたいが…敵が強すぎる。だから、全国No.3になるんだ」


こいつは、バカか?


いや、馬鹿だな。


あいつらが弱いと思ってるのか…。


まぁ。俺のところよりは、弱いだろうな。


でも、伊達に全国No.3じゃないんだ。


こいつらよりは、強いだろうな。


「なんで、俺を拉致した?」


拓海「…仲間じゃないのか?」


ハッ


笑わせるなよ。


「俺は、あいつらの仲間じゃない。俺には、最高な仲間がいるからな」


俺は、ニヤッと笑った。


拓海は、俺の笑みを見て後ずさった。


さてと。


縄も解けたし…。


こいつらを倒して逃げるか。


シュル


拓海「お、お前…⁉︎」


ククッ


拓海は、びっくりしてるな(笑)


普通は、縄を解けないしな(笑)


「なんだ?」


拓海「どうして…」


「ナイフを使ったんだよ」


俺は、溜息混じりに言った。


拓海「逃げる気か…?」


「あ?当たり前だろ?」


こんなところにいても仕方ないからな…。


あいつらが来る前に片付けるか…。


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