光と闇
そうか…。
なるほどな…。
俺は、こいつらの倉庫に連れて来られたんだな。
女顔「白谷くんー‼︎遊ぼー‼︎」
「女顔、うるさい」
女顔「その呼び方なにー?」
「女顔だからだ」
それ以外ないだろ?
女顔「それ、気にしてるのにー‼︎名前で呼んでー‼︎」
「名前?」
女顔「うんー‼︎」
あれ?
こいつの名前…
俺、知らないぞ?
「名前知らねぇ…」
全員「え…?」
いや、なんで驚いてるんだよ?
「俺、休学してたんだよ」
だから、知らないに決まってるだろ?
女顔「で、でも‼︎僕たち、有名なんだよ?」
有名?
あ。そうだったな…。
こいつら、全国No.3の族だからか…。