光と闇


翔「どうしよう…」


本当に世話が焼けるな…。


「俺に策がある」


翔「ほ、本当⁉︎」


敵総長「マジで⁉︎」


てか、近寄るなよ…。


ちょっとは、落ち着けよ…。


「由梨、お前は帰ってろ」


由梨「え…?でも…」


「いいから」


俺が低い声で言うと…


由梨は、そそくさと帰って行った。


翔「で、策ってー⁉︎」


「ちょっと、落ち着け。今から、教える」


敵総長「もったいぶりなよ?」


「あぁ。実はな……………ということだ」


翔「えぇー⁉︎」


翔、うるさい。


敵総長「…」


お前は、なんで固まってるんだよ?


翔「それって…大丈夫なの…?」


心配そうに翔が俺に聞く。


「まぁ。大丈夫だろ」


失敗は、しないしな。


俺の力を使えばな(笑)


まぁ。こいつらには、内緒にしとくか。


敵総長「失敗したら…?」


「刑務所入りだろうなー」


俺は、ニヤッと笑った。


まぁ。入らないと思うけどな。


その言葉を信じた…


バカなこいつらは…


翔「えぇー⁉︎」


敵総長「や、やっぱ…やめようぜ…‼︎」


おいおい。


本当にこいつら…


族に入ってるのか…?


「刑務所に入るのが怖いのか?」


俺の言葉に2人は、ピタッと止まった。


ふっ


わざと、挑発した。


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