光と闇


俺は、何もやることがない。


雑誌は、つまんねぇしな…。


ゲームは、すぐにクリアしてしまうしな…。


今は、眠たくもない。


結局、やることは何もない…か…。


「はぁ…」


夏樹「悠斗ー?溜息なんか、ついてどうしたのー?」


近くにいた夏樹に聞こえたか…。


聞こえないようにしたんだけどな…。


「いや…暇なんだよ…」


夏樹「んー。コンビニに行くー?」


「は?」


コンビニ?


倉庫からコンビニまでは、歩いて15分かかる。


夏樹「僕、アイス買いたいの〜」


つまり、ついて来いってことかよ…。


暇だから、いいけどさ…。


夏樹「じゃあ、行こう〜」


「あぁ」


俺達は、倉庫を出た。


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