番外編・闇龍~クリスマスversion~
美「…………」

空をきる音がするわけではないが…

なに、あの動き。

ロボットみたいに正確で、そのうえ早い。

俺、なんもしてねえ。

…いや、してるんだが。いる意味なくね?

美「…よしっ!できた!!」

早すぎる…。

美「爽っ!上に星!星つけて!!」

はしゃぐ美海に返事して、俺ははしごを使って

てっぺんに星をつけた。

美「完成だぁ!」

降りてみると本当に綺麗だと思った。

キラキラ光るオーナメントに、

イルミネーションも加わって

(親父がつけろって渡したらしい)

クリスマスを本当に身近に感じた。





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