秘密な蜜愛
ピンク色に輝く建物。
それはまるで、何かの童話から出てきたような城のよう。
”これじゃ、あのおっさん達と何も変わんねぇーな。”
なんて。
自分自身に呆れるも、彼女を目の前にしてその欲望は抑え切れそうに無い。
部屋選びも適当に済まし、ドアを開けるな否や、すぐにその唇を奪いにかかった。
「んんっっ!」
純粋な彼女にピッタリな水色のワンピースをたくし上げる。
スラッと伸びた白い足が露になり、更に俺の欲望を掻き立てた。
「ちょ…まって…アラタ君、あっ!」
「…まてねぇよ。」
無防備な首筋に舌を這わせ、見た目からは想像もつかない程の豊満な胸を服の上から掴みあげる。
空いた手で滑らかな太ももを撫でれば、すぐにその声が甘いものへと変わっていった。