秘密な蜜愛
「ちょっと…っ、まって!あぁっ!」
「…待つわけないでしょ。」
ガンガン鳴り響く洋楽。
それに慣れた俺の聴覚は、こんなにも繊細に彼女の声を捉える。
暗闇の中でネオンの光が踊るホールを少し離れ、そのドアより更に奥へ進めば、そこは男女乱れ狂う個室。
使用者が増えるであろう時間帯を避け、そのうちの一つにいつものように彼女を連れ込んだ俺は、すぐに目の前のタイトスカートを捲りあげた。
「あぁっ!」
「…ふふ。Tバックなんて、珍しいね。」