144のカウントダウン
第11話〜2人の結末〜
~第11話・2人の結末~
「え・・・?」
「・・・。」
アタシと理央は沈黙の中にあった。
光が、まさかこのタイミングで告白するなんて・・・!
でも、結果オーライじゃない?
カノちゃんがこれでOKすれば・・・。
ソ…ハ、ジッサイ…ナ…ミナイ…ワカ…ナイ…
(それは、実際になってみないとわからない・・・。)
ジャ…コマラ…イ…
(じゃあ、困らない?)
コマ……ケ…ナイ…
(困るわけ、ないよ。)
「ねえ、理央。」
「なんだよ・・・。」
「アタシ、不安。」
「何言ってんだよ今頃・・・。」
「だ・・・・!」
カノ…ツキア…テク…サィ…
(花音、付き合って下さい!)
イイヨ。ヒカ…ク…アリガトウ。
(いいよ。光君。ありがとう。)
「ほらな?全然いけたろ。」
「うん。そうだね!」
アタシは、罪悪感を忘れて。
ただ、安心していた。
これで、夏パは楽しくなる。
「なあ、咲来。」
「うん?」
「夏パ、中止にしよーぜ?」
「は?」
何言ってんのさ!
カノちゃんだって、楽しみにしてたのに!
「咲来。よく考えろ。」
「・・・。」
「夏休みに彼氏と彼女とその他2人でなにするんだよ。」
「でも、みんなでやるから楽しいんじゃん!」
「でも、すくなくとも俺はお邪魔虫になるだろ?」
「でも・・・。」
否定できない。
フラれた相手と実の彼氏。2人を目の前にして、カノちゃんがいい気分なはずない。
「な?んで、俺が行かなくて3人でやったら・・・。」
「わかってる・・・。」
しょうがないのかな・・・。
「やめるよ。」
その後、アタシは理央と2人で帰った――。
「え・・・?」
「・・・。」
アタシと理央は沈黙の中にあった。
光が、まさかこのタイミングで告白するなんて・・・!
でも、結果オーライじゃない?
カノちゃんがこれでOKすれば・・・。
ソ…ハ、ジッサイ…ナ…ミナイ…ワカ…ナイ…
(それは、実際になってみないとわからない・・・。)
ジャ…コマラ…イ…
(じゃあ、困らない?)
コマ……ケ…ナイ…
(困るわけ、ないよ。)
「ねえ、理央。」
「なんだよ・・・。」
「アタシ、不安。」
「何言ってんだよ今頃・・・。」
「だ・・・・!」
カノ…ツキア…テク…サィ…
(花音、付き合って下さい!)
イイヨ。ヒカ…ク…アリガトウ。
(いいよ。光君。ありがとう。)
「ほらな?全然いけたろ。」
「うん。そうだね!」
アタシは、罪悪感を忘れて。
ただ、安心していた。
これで、夏パは楽しくなる。
「なあ、咲来。」
「うん?」
「夏パ、中止にしよーぜ?」
「は?」
何言ってんのさ!
カノちゃんだって、楽しみにしてたのに!
「咲来。よく考えろ。」
「・・・。」
「夏休みに彼氏と彼女とその他2人でなにするんだよ。」
「でも、みんなでやるから楽しいんじゃん!」
「でも、すくなくとも俺はお邪魔虫になるだろ?」
「でも・・・。」
否定できない。
フラれた相手と実の彼氏。2人を目の前にして、カノちゃんがいい気分なはずない。
「な?んで、俺が行かなくて3人でやったら・・・。」
「わかってる・・・。」
しょうがないのかな・・・。
「やめるよ。」
その後、アタシは理央と2人で帰った――。