ブラッドサースティ・キラー
D:僕を知る者
「大事をとって、今日と明日は病院で過ごしなさい」
医者にそう言われ、僕は病院で1日、2日と過ごすことになった。
入院する際に着る服に着替え、脱いだ血塗れた服は母さんが持って帰ることに。
多分、気味が悪いし、すぐに捨てるだろうけれど。というか、僕ならすぐに捨てる。
タオルとか、必要なものをまた持って来ると言われ、家族みんなは1度家へと帰っていった。
僕の病室は、ひとりべやだった。
誰もいないのは気が楽ではあるけれど、寂しいような気もするなぁ。
僕は苦笑いを浮かべた後、ベッドの上に寝転がった。
今は真夜中だし、そろそろ眠たくなってきた……。
うとうととしだしてきた頃、部屋の扉が開いた気配に、僕は反射的に上半身を起こしていた。
医者にそう言われ、僕は病院で1日、2日と過ごすことになった。
入院する際に着る服に着替え、脱いだ血塗れた服は母さんが持って帰ることに。
多分、気味が悪いし、すぐに捨てるだろうけれど。というか、僕ならすぐに捨てる。
タオルとか、必要なものをまた持って来ると言われ、家族みんなは1度家へと帰っていった。
僕の病室は、ひとりべやだった。
誰もいないのは気が楽ではあるけれど、寂しいような気もするなぁ。
僕は苦笑いを浮かべた後、ベッドの上に寝転がった。
今は真夜中だし、そろそろ眠たくなってきた……。
うとうととしだしてきた頃、部屋の扉が開いた気配に、僕は反射的に上半身を起こしていた。