フェアリーカンタービレ
昨日は全員にさまざまなことがあり、宿屋について、即寝てしまった。
朝。
朝日が昇る頃に起きたアニアはシンシアをたたき起こした。
まだ寝ぼけているシンシアは
「ふぇふぇふぇ。」
と微妙に怪しい声で繰り返している。
あまりにも間抜けな様子にアニアは呆れ、部屋を出た。
そして、ラミアス達の部屋を叩いた。
ラミアスはすでに起きていた。
汗がすごいため、剣の訓練をしていたように見える。
あなたは、何者?
そう思ったけれどアニアはあえて言わなかった。
お互いに隠すことはたくさんあるわ。