ねぇ…先輩?
「やっ、やっぱりそうだぁぁああああ!!!!!!!!」
私の大声でカフェに居る人が何事かとこっちを見ている。
先輩も例外じゃなく、こっちを見て……
って、え!?!?
先輩が、かけ足でコッチに近寄ってくる!?
「君…!えっと、風間さんだっけ?
朝、入学式間に合って良かった!!」
え!?え!?
「舞津先輩、私の名前覚えててくれたんですか!?」
「そりゃーね!
あれで覚えてない方が不思議なくらいじゃない?笑」
そう言ってイタズラっぽく笑う先輩は本当にカッコ良くて、キラキラ輝いて見えた
私の胸の奥がキューンって痛くなって
あぁ、私恋してるんだなって改めて感じた