彼は私の全てを知っている。


「そういや藤堂さん
なんで私の家の近くにいたんですか?」




「ん。そりゃおめ
スクープ撮るためだろが 」モグモグ



なっ!

「さっ さいてーっ!
てか何で私の家ここらへんって
わかったんですか?!」



「俺の腕をなめるなよ」ニヤッ


口角を上げてにやっと笑う

彼の癖なのだろうか


「あー うまかったーっ!

これから毎日よろしくなー」




「はぁっ?!」
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