キスから始まるセカンドラブ
なんだか他人行儀に思えるその口振りに苦笑を漏らす。そうだよな。俺のこと許せるわけねえよな。


でも、今日朝泣いてたのは・・・



「ごめんなさい。やっぱり私、洸汰さんが好きなんです。だから同居人でもいいからそばにいたい」



何、言ってるんだ。同居人なんて。今でも俺はお前に触れたい理性を必死で保っているのに。



「洸汰さんに迷惑なことはわかってます。でも、もう離れたくない」
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