キスから始まるセカンドラブ
コポコポと音を立ててコーヒーを淹れる。小さなテーブルの上で揺れるコーヒー。来週には2人で選んだダイニングテーブルが届く。


もう・・・限界。



「ごめんなさい。やっぱり私、洸汰さんが好きなんです。だから同居人でもいいからそばにいたい」



目を丸くして驚く洸汰さん。
それでももう止められないの。



「洸汰さんに迷惑なことはわかってます。でも、もう離れたくない」




洸汰さんが立ち上がり私を抱きしめてくれた。お願い、どんな形でもいいの。あなたのそばにいたいんです。この温もりをずっと感じていたい。
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