キスから始まるセカンドラブ
「・・・だ、誰?」
ワクワクの気分を一気に興ざめさせされた。鍵を指し、ピンクな気分で新居のドアを開け、一目散に寝室に向かうと私たちの新しいベッドの上で気持ち良さそうに寝ている人が一人。当然、彼ではない。ここで実は彼だったんだなんてそんな間違いはない。口元を覆ったままそっと近づいてみる。
「何?この人誰?変質者?それとも家を間違っているの?」
私の驚きの独り言にも動じず、すやすやと寝ている。微動だにもしない。恐る恐るゆっくりとダブルベッドに近づく。見えたのは黒髪、短髪。もっと顔をゆっくりと近づけると長い睫毛に形のいい唇。そして吐息。でも、智人さんに・・・似てる?
そこで初めて自分がその人の顔を至近距離で確認している自分に気がついて慌てて距離を取った。
ワクワクの気分を一気に興ざめさせされた。鍵を指し、ピンクな気分で新居のドアを開け、一目散に寝室に向かうと私たちの新しいベッドの上で気持ち良さそうに寝ている人が一人。当然、彼ではない。ここで実は彼だったんだなんてそんな間違いはない。口元を覆ったままそっと近づいてみる。
「何?この人誰?変質者?それとも家を間違っているの?」
私の驚きの独り言にも動じず、すやすやと寝ている。微動だにもしない。恐る恐るゆっくりとダブルベッドに近づく。見えたのは黒髪、短髪。もっと顔をゆっくりと近づけると長い睫毛に形のいい唇。そして吐息。でも、智人さんに・・・似てる?
そこで初めて自分がその人の顔を至近距離で確認している自分に気がついて慌てて距離を取った。