キスから始まるセカンドラブ
「『いただきます』も『ごちそうさま』も当たり前。だから感謝の気持ちを込めて言うものだろ?俺だってずっとそうじゃなかったけど奈々が手料理作ってくれて洗い物くらい手伝いたいって思った。でも、久しぶりに手料理食べれて嬉しかった。兄貴が羨ましいよ」



何の躊躇いもなく紡ぎ出される言葉。弱いところに染みてくる。兄貴が羨ましいなんて嘘でも言わないでよ。



2人で洗い物を済ませた後、洸汰さんは先にお風呂に入った。


どう、するんだろう。さすがにあのダブルベッドで一緒に寝るなんてあり得ない。
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