キスから始まるセカンドラブ
確かに彼氏が出来たら抱きしめてもらいながら眠りたかった。でも、あの人は彼氏の弟だし。

よし、ここはダブルベッドを洸汰さんに譲って私はソファで眠ろう。さっき、足はみ出てたしね。



「奈々、風呂入って来いよ。お湯張ってあるから。多分、まだ温かいよ」



私がそんなことを考えている間に洸汰さんがお風呂から出てきた。お湯張ってくれたんだ。遠慮なく入らせてもらおう。



「あっ、洸汰さん。冷蔵庫にさっきアイス買ってきたので良かったら暖房の下で食べてください」



「マジで?!じゃあ奈々が出て来たら一緒に食おうぜ」
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